イタグレQ&A

Q01.イタグレの足は折れやすいって本当?

A01.オーバーに言われるのは間違いです。「長くて細いものは何でも折れやすい」程度の認識は必要ですが、猟犬の歴史を持つI.G.のボディーは非常に丈夫です。ただし、足が速く、ジャンプ力も強いので、飼育スペースに危険なものを設置しない事が重要です。例えば、格子状のサークルから出ようとジャンプし、細くて長い足が隙間に挟まる。椅子やベッドから飛び下りた時、オーナー様の不注意で置いてしまった障害物につまずき転倒する。といったことは「人災」ともいえます。活動的なI.G.の動きを観察し、事故が起きないよう周囲を改善すれば事故は起こらないはずです。

Q02.飼育が難しいって本当?

A02.この噂の出どころを追ってみると、I.G.を販売した経験のないペットショップが大多数で、何の根拠もない話です。多くのI.G.オーナーの方は、最初に感じた印象とは裏腹の丈夫さに驚いていますし、I.G.の穏やかな性格に大変満足している様子です。ただし、オーナーとI.G.との最適な関係は、I.G.の性質をよく理解して飼育する事が大前提となります。私たちDOXは「I.G.は大きな高性能エンジンと、超軽量ボディーを持ったスーパーカー」という表現をします。スーパーカーは渋滞の中をノロノロ走るのが苦手です。たまにはドライブに出て思いっきり走らせたいものです。また、それが目的のはず。I.G.のスタイルをご覧になれば一目瞭然ですが、速く走るために熟成されたボディースタイルの維持は、適度にハードな運動量によって形成され、穏やかで落ち着いた性格も充分な体力の発散によって育まれます。I.G.と上手に付き合うには、オーナーの方が、I.G.との散歩をひとつのスポーツと捕らえて戴く事が早道だと思います。ただし、大型犬の運動量とは異なり、I.G.のコンパクトなサイズに適した充分な運動量は、オーナーにとって決してハード過ぎるものではありません。

Q03.寒さに弱い?

A03.雪が振った時の古い唄に「犬は喜び庭かけまわり、猫はコタツで丸くなる」というフレーズがありますが、これは厳しい寒さに強い日本犬を表現したものだと思います。I.G.はエジプトを原産とするイタリアの犬種で、日本の真冬に屋外で飼育するのは困難です。但し、夏の暑さに弱い多くの犬種に比べ、寒さに弱い方が断然飼育が楽です。夏の暑さはエアコンが必要となり高コストですが、真冬の保温は人が暮らす室内で充分ですし、留守の時は毛布などに入り込んでいますし、小さなペットヒーターがあれば完璧で低コストです。

Q04.吠えないって本当?

A04.仲間と遊ぶとき以外はほとんど吠えません。寂しくて吠えたり、人に向かって吠える事もほとんどありません。I.G.は、サイトハウンド(視覚型猟犬)ですから、獲物に対して吠える事や匂いを発散させる事は厳禁だったためだと伝えられています。よって、静かさを要求される都会のマンションやアパートではベストな犬種といえます。ただし、飼育環境によって吠え癖が身につく場合があるので、早めにご相談頂き矯正します。

Q05.ひとりで留守番できるの?

A05.どんな犬種でも、母犬や兄弟から離された不安があります。早い子で4ヶ月、遅い子でも半年は長時間の留守番は難しいと思います。また、幼犬の頃の食餌は1日3〜4回ですから、現実的に無理があり、半日以上の留守はしない方がよいでしょう。ただし、自由に遊べる広いスペースと、充分に足りた運動量で落ち着いた子なら幼犬の頃から一人で留守番しています。これには若干のトレーニングセンスが必要で、5分・10分・30分・1時間と留守の時間を増やしていき、やがて半日・1日とトレーニングします。コツは、オーナーが出先から戻ったとき、必要以上おおげさに喜ばせない事です。犬はその喜びを期待し、我慢し、主人の帰りだけを待ちわびてしまいます。すると、落ち着いて留守番したり一人遊びが出来なくなります。留守から戻ったときに飛びついて喜ぶI.G.に対して抱き上げるような事はせず「○○ちゃん、ただいま」程度で頭を軽くなで、その後はしばらく無視します。I.G.が落ち着いてから、充分に遊んであげてください。

Q06.運動量は?

A06.具体的な散歩の距離や時間をご説明する前に、「何故、散歩が必要なのか」を考えたいと思います。犬は、私たち人間よりはるかに体力があり、聴覚や嗅覚に優れています。その体力や機能を適度に使って発散させないと、やがてストレスとなって数々の問題行動を起こす原因になります。自由に遊べる広いスペースや、誰かが必ずそばにいる環境のI.G.がいたとします。もう一方にはサークルなどの中や、何時間も一人で過ごさなくてはならないI.G.がいます。この2頭の生活環境は大きく異なり、散歩に要する量や時間も大きく異なります。

ちなみにDOXのイタグレ達は店内を自由に歩き回りストレスが溜りません。加えて、多くの人や訪れる他の犬に接触して社会性を養っています。だから、気がついたら1週間も散歩に出ていなかった、ということもあります。さすがに1週間ともなるとストレスが溜まりますので、広い河川敷やドッグランに連れていき、充分に遊ばせています。オーナーの体調や気分、悪天候による外出不足を気に病む必要はないと思いますが、噛んでストレスを発散する玩具や、喰わえやすいボールの選択など、考えられるストレス解消の対策はたくさんあります。

Q07.病気には強い?

A07.他の多くの犬種に比べると非常に丈夫だといえます。短足胴長の犬種はヘルニアなどになりやすく、完全に垂れ下がった耳を持つ犬種は耳の病気になりやすく、長毛の犬種はダニが付着しやすくなります。注意すべき事項はフィラリア感染症です。被毛が短く蚊に刺されやすいため、春から秋にかけての予防は欠かせません。仮に病気や怪我に出会っても、動物病院は体重によって費用が決められていて、I.G.は最も体重の軽い部類に属しますから低コストであると言えます。

Q08.何を食べるの?

A08.人工的な防腐剤や酸化防止剤を使わない、比較的カロリーの低い良質なドッグフードを与えます。DOXの販売するI.G.は、カルテに従って月齢や体格、体重などから割り出したドッグフードを調合しています。この調合ドッグフードは決して美味しくありませんが、ホームセンターなどで購入できる「美味しいドッグフード」に慣れさせないよう注意してください。良質で安全なフードを食べなくなるばかりか、内臓疾患や毛艶の悪さにつながる恐れがあります。

I.G.は一度に大量の水を飲みません。水道水で結構ですから、常に新鮮な飲み水を用意してください。良質なドッグフードは総合栄養食であり、多くの食物を与える必要は全くありませんが、どうしても、という場合は、鳥のささ身や野菜を水煮して与えても害はありません。人の飲む牛乳は厳禁です。

Q09.皮毛の手入れは?

A09.ほとんど必要ありません。よく絞ったタオルで拭く程度で充分ですが、被毛が短く乾きが早いので、DOXのメンバーは2〜3週間に1〜2度シャンプーしているようです。I.G.は極めて抜け毛が少なく体臭もありません。汚れも簡単に拭き取れるので、実は不潔になりがちなI.G.を多く見受けます。すると汚れが原因の湿疹ができる事があり、これは強酸性水で対処します。部屋のエアコンで乾燥が強い場合は、シャンプー後に極めて少量のベビーオイルを被毛表面に塗布するのも効果的です。

Q10.良い犬の見分け方は?

A10.細く弱々しい雰囲気にI.G.らしさを感じる方も多いと思いますが、家庭で飼育するには丈夫である事が大切だとDOXは考えます。ですから、犬種の特徴を正しく継承しながらも、猟犬らしい力強さを持った子犬が良いと思います。I.G.は、ハウンドの体形でありながら小さいことが最大の魅力で、成犬で4〜6キログラム前後が理想とされています。ですから、6キログラム以上あるI.G.は大柄な部類といえます。しかし、丈夫さや存在感では違った意味で大きな魅力があり、少し大きめなI.G.は非常にスタイリッシュで美しく、好感が持てます。

部分的な見分け方では、半分から折れ曲がったローズイヤーであること。幼犬の頃は、めくれているくらい耳の芯が柔らかいとが重要です。また、幼犬の頃から背骨の突起がゴツゴツ見えるのは育成不足と言えますので避けた方が無難でしょう。足裏のパッド(肉球)が剥がれていたり、皮膚に疾患のある子、瞳に輝きのない子、鼻が乾燥している子などは考慮の必要があるでしょう。

Q11.イタグレの価格は?

A11.DOXでは、アメリカでのドッグショー参戦を基礎に、常に最高レベルのイタグレ作出に努力しています。たとえご家庭にお迎え頂く「ペットとしてのイタグレ」であっても、種族としての正しい特徴や美しさ、優れた健康状態や精神の安定などを求めるのであれば、決して親犬への妥協は許されないと確信しています。よって、低ランクの親犬による低価格の子犬の繁殖は行いませんのでご了承ください。

販売価格の実績は約30万円から約45万円です。両親の血統レベルや仕上がり具合、雌雄やカラーバランス等により、その時々の価格が決定します。

なお、価格にはDNA検査済み国際認定血統証明書/当初の飼育用具がセットになったスターターキット/第1回目8種混合ワクチン/初期検診/全ての消費税が含まれます。